音楽と海と空と夏と赤ワインと塩辛が大好き。夢は沖縄移住。


by getride_summer
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

上海後記。

旅は不思議な安堵感がある。

 普通ドキドキわくわくするものなのかもしれないし、確かにそういう気分もあるのだけど、私は旅に出ている時の方が、家にいる時や知っている街を歩いている時よりも、落ち着くことがよくある。
 自分は恥ずかしい位英語はわからないので、今回の旅も英語のスペシャリストの友達にたくさん助けられました。しゃべれるにこしたことはない。でも、中国は日本と同じ位英語を話せない人も多いし、タクシーの運転手もほとんどしゃべれないから、ガイド本を見て漢字で書いて見せたり、上海語を調べてカタコトの単語で話しかけてみたりする。発音が難しいらしくほとんど通じないと言われていたけど、何回か通じたこともあって、楽しかった。陽気に話しかけてくる人もいるし、たくさん来る日本人を商売相手として必死に追いかけてくる人もいた。お金持ちでいい服を着ていい車に乗っている人もいれば、物乞いもいた。蘇州でガイドをしてくれたポンさん(本当はホウさんという)は免許も車も持っていなければ海外旅行にも1度も行ったこともないけれど、独学で日本語や英語を勉強して、毎日NHKのラジオを聞いていると言っていた。子供も大きくなるし、「わたし増々頑張ります!」と日本のこともたくさん聞きたがっていて、「いつか日本に行ってみたい」と言っていた。何より、「おもしろいね〜」と言ってはケタケタとてもよく笑う人で、人を楽しい気分にさせる人だった。ガイドさんとして一番大事なものを持っている気がした。
 
 上海は東京に似ているのかもしれない。
 新しいものと古いものが、共存するわけでもなく、それぞれがそれぞれの役割の中で蠢いている。開発途中の高層ビルが立ち並び、きらびやかな面もあれば、不動産バブルが起き始めているとも聞いた。かと思うと、低所得者達が昔ながらの商店を守りながらひっそりと暮らしている町並みもあった。新宿や六本木のような所もあれば、浅草みたいな所もあるし、1時間も電車に乗れば日本でいう京都のような古い建築物や街が残る場所にたどり着ける。
 顔も似ているし、服装もそう変わらない。店の看板も漢字だし、ふと、東京にいるような気持ちになるようなことが、何度かあった。海外から仕事で来ている人の中では、「もの凄く好きになるか、嫌いになるか、どっちかですよ」と言っていたけれど、それもわかる気がした。もし自分が外から東京に来たなら、そんな気になることもあったかもしれないと思うから。
 そしてガイド本に必要以上に載っている程、危ない街ではなかった。きちんと旅人であることを自覚して行動すれば、普通に過ごすことができた。もちろん、習慣の違いから、ウエイターや店員の親切さは全く違うこともあるし、危険な地区だってある。でも、そんなのどこに行っても同じである。特に上海は地方よりも安全だと言っていた。クラブで踊る若者達は、オシャレして流行のHIP HOPで踊り、日本の若者と変わらなかった。

 凄くいい印象があったわけではない。
 でも、また行きたいな、と思う。不思議な感じ。
 今度は香港や北京、あと韓国や台湾やベトナム、モンゴルのウランバートルやインドのカルカッタも中国なんだよね。広いね。行ってみたいな。
 
 地図で見ると、日本って何て小さいんだろう。
 生きてる間に、たくさんの風景や人や物や芸術に触れて、たくさんのことを感じたい。
 そのためには何をしたらいいのかな?

 

 
[PR]
by getride_summer | 2006-03-04 16:31 |